リズム感の良い人の特徴と、お家でもできる簡単トレーニング方法を解説!
周りにリズム感の良い人、悪い人はいませんか?カラオケなどで歌っていても、楽器を演奏しても、周りからリズム感が良い、悪いなど言われるという方、いったい何が足りないのでしょうか?その特徴ははっきりとしています。リズム感は人それぞれ異なり、ある人には自然と身についている一方で、他の人には苦労の種となることがあります。詳しく解説していきたいと思います。また生まれつきかどうかを問わず、リズム感は鍛えることが可能ですので、お家でできる簡単トレーニングもお伝えしますね。
リズム感は鍛えられます!
リズム感の良い人の特徴
リズム感とは、音楽や動きにおいて時間の流れやテンポを感じ取り、適切に反応する能力を指します。リズム感の良い人の特徴を詳しく説明しますね。
タイミングの正確さ
音や動きを正しいタイミングで行うことができます。音を聞いたり、指示を聞いたり、動きを見る、楽譜を見ることで身体の筋肉を使い、タイミングをとる動作ができます。
テンポ感覚
音楽の速さやリズムの変化に対して適応する能力も優れています。変化に気づくこと、聴いた音楽のビートに対応することができます。
パターン認識
繰り返されるリズムやビートのパターンを認識し、それに反応できる能力があります。リズムを言葉の繰り返しのように捉えたり、予測して身体を備えることができます。
身体的な反応
よく「リズムにのる」と言いますが、音楽に合わせて自然に体が動貸すことができます。リズムには躍動するエネルギーがあります。リズムを聞いて自然と身体が動くのは、リズム感が良い特徴です。
リズム感は身体を思うように動かそうとする時、とても有効な能力です。リズム感がある、なしでは様々な場面で影響が出てくることでしょう。
リズム感がついていく過程
リズム感をつける過程には、いくつかの重要なステップがあります。その基本的なプロセスを解説します。
リズムの基礎理解
基本的なビートである4拍子、3拍子などの基本的なリズムパターンを学びます。拍子記号と小節を学び楽譜の読み方を理解しましょう。特に拍子記号(例:4/4拍子、3/4拍子)をしっかり理解します。理解できたら、メトロノームを使用して一定のテンポで練習します。
体で感じる
体を使った練習は有効です。手拍子や足踏みを使ってリズムを体で感じることが重要で、これにより、リズムが身体に染み込む感覚を養います。またダンスやリズミカルな運動を通じて、音楽と体の動きをリンクさせます。
聴く力を養う
いろいろなジャンルの音楽を聴き、リズムパターンやビートの違いを感じ取るようにします。曲の中のドラムやパーカッションに集中して、細かくそのリズムを感じ取ることが大切です。
実際に演奏する
ドラム、ギター、ピアノなどを使って実際にリズムを演奏してみます。特にドラムはリズム感を養うのに効果的です。またシンプルなリズムから複雑なリズムパターンまで、徐々に難易度を上げて練習します。
これらのステップを繰り返すことで、リズム感は徐々に向上していきます。継続的な練習と経験が大切です。
お家でできる簡単トレーニング
日常で簡単にリズム感が良くなる方法を解説します。ぜひ、取り入れてみて下さいね。
言葉遊び
リズムを叩こうとするのではなく、言葉を発して合わせながら手を叩くことで、難しいリズムも簡単に叩くことができます。音符を見たり、聴いたリズムを叩こうとすると難しく感じることも、普段、発音している言葉を言いながら同じように叩くとリズムを刻めるようになります。例えばサンバのリズムは楽譜に示すと難しいですが、言葉で言うと「一生かかって自転車買った」と言いながら同じように手を叩くと簡単にできます。やってみて下さいね。
スティックでリズムうちをする
スティックとは、バチのようなものです。リズム打ちの練習をする時、ただ手を叩くのではなく、スティックを使うと、打点の後の跳ね返りの振動が手に伝わってきます。これは裏拍にあたり、自然に手の跳ね返りを感じることでリズムを細かく感じることができます。お家にバチのようなものがあれば使ってみて下さい。なくても、新聞紙を固く丸めて棒状にし、使うこともできます。
メトロノーム練習
メトロノームを使ってリズム練習をしましょう。これはビートがズレないためです。最初はわずらわしく感じると思いますが、慣れていくようにしましょう。メトロノームは楽器店でも販売していますが、今はアプリでも使用することができます。
体を2箇所以上使ってトレーニングする
自身の体の2箇所以上を使ってリズム打ちをすると、かなりリズム感が鍛えられます。例えば足で4分音符を刻みながら手で別のリズムを刻む、左手と右手、別のリズムを刻むなどです。最初はメトロノームに合わせて歩き、手でさまざまなリズムパターンを叩いてみることをお勧めします。
トレーニングで大切なこと
お家でできるトレーニング方法をお伝えしてきましたが、トレーニングで重要なポイントをお伝えします。正しく行うことでしっかりとリズム感が身につきます。
体で体験すること
可能であれば、体を動かし動いてみることです。手先だけだと、リズムの躍動感を感じるのも小さくなってしまいます。リズムは体で体験することが大切です。
正しいビートを知ること
メトロノームを使った練習を取り上げましたが、必ず正しいビートで行うようにして下さい。自身のビートはかなり曖昧です。これは実際メトロノームに合わせることで体感できると思います。何度も何度も正しいビートで練習することで、徐々に身についてきます。
歌う、演奏すること
リズムを歌ってみる(声に出す)こと、できたら楽器で鳴らしてみることも大切です。理解して習得したリズムを楽器に伝えることで(表現)理解と動きがつながります。また、複雑なリズムでも、言葉を発声しながら打つとできたりします。
客観的に知ること
リズムの練習をする中で、定期的に録音をして聴いてみると良いでしょう。録音を聴くことで、やっていた時と感じが違うことを感じられるかもしれません。客観的にみることはとても大切です。
ちょっとしたポイントですが、気にすることでトレーニングがしっかり身につきます。ぜひやってみて下さい。
リズム感が良い人の特徴と、お家でできる簡単トレーニング方法のまとめ
ここまで、リズム感が良い人の特徴と、お家でできる簡単トレーニング方法をお話ししてきました。簡単にまとめてみます。
リズム感が良い人の特徴
ビートを正確に捉えたり、聴いたことを表現できる能力が高いことが言えます。またパターン化を瞬時に見極めたり、テンポ感覚の良いです。筋肉を正確に動かすことができるとも言えるリズム感では、音楽だけではなく、運動などにも有効と言えるでしょう。
お家でできる簡単トレーニング方法
わざわざ楽器レッスンを始めなくても、自宅での空き時間でできることはたくさんあります。難しいリズムでも、言葉を当てはめて、発声しながら手を叩いてみる、スティックを使ってリズム打ちをし、裏拍を感じる癖をつける、メトロノームを使ってリズムを打つ、体の2箇所部分を使ってリズムを打ってみる、などちょっとした工夫で様々な練習ができます。
トレーニングで大切なこと
トレーニングを有効なものにするために、ポイントを守りましょう。それは実際体を使って感じてみること、正しいビートの上で行うこと、声に出してみる。できたらリズムを楽器で鳴らしてみるなどです、また、録音などをしてリズム練習を聴いてみることも、客観的に捉えられる大切なことです。
リズム感は身につけることができます。お家で、簡単にできるトレーニング方法をぜひ取り入れてみて下さいね。