リズム感のない人の特徴とは。是非試してほしい改善方法。改善への近道を解説

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リズム感がない理由と原因はなぜなのでしょうか。日常生活でリズム感がないことは、さほど気にならないかもしれませんが、音楽をしたり歌を歌ったり、ダンスをしたりするとためにはリズム感があったほうが有利になるのは確かです。リズム感がないと曲のテンポが掴めず、音と外れた動きが目立ってしまいます。そこで今回は、リズム感がないのはなぜか、そして改善方法について詳しく解説していきたいと思います。

リズム感を改善方法が知りたい!

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リズム感のない人の特徴

リズムを理解していない

リズム感がないと言いますが、私は正しくはリズム感ではなくリズムが悪い、リズムを理解していないことが原因だと思っています。つまり、リズムをなんとなくで奏でているということです。ノリでリズムをしているとでも言いましょうか。リズムには構造があります。それが楽譜で示された音符の音価や休符の長さです。これらを理解することが大切です。面倒ですが、音符理解をし、楽譜を読めることが近道になるかもしれません。リズムの構造を知るようにしましょう。

理解と動作の食い違い

リズムの構造を理解することが大切というお話をしましたが、リズムを理解することと同時にリズムを奏る動作(演奏)も練習をしっかりするようにしましょう。聴いただけで、動作(演奏)をすると理解が伴っておらず、行き止まりを感じやすいですが、リズムの妄想を理解した上での動作の練習はとても有効です。

練習不足

単純に、練習不足が原因の場合が多いです。また、その練習も正しい練習でない場合、無駄になってしまう場合があります。リズムを正しく理解し、その上で練習をしましょう。正しくない練習の場合、やっていても身につかないのは、練習方法の問題かもしれません。見直す必要があると思います。

自分の音を聴いていない

「え?聴いていないなんてことない」と思うかもしれませんが、意外に自分の音を聴くことは意識しないとできないことです。リズムも「こんな感じ」と思い込んで聴いていると、間違いに気づきません。意識して自分の音、リズムを聴く癖をつけましょう。

「リズム感がない」のではなく、リズムが良くない、わかっていないというのが原因だと思っています。リズムの構造を知ること、それを正しく表現できれば誰でもリズム感がよくなります。

リズム感の必要性

実はリズム感は、音楽や運動において非常に重要な要素です。リズム感があると、音楽のビートやテンポに合わせて体を動かしたり、楽器を演奏したりすることがスムーズにできます。また、リズム感は以下のような面でも役立ちます。

音楽的スキル向上

楽器の演奏や歌う際に、正確なタイミングで音を出すことが求められます。リズム感があると、テンポに遅れたり急いだりせず、曲全体の調和を保つことができます。当たり前ですが、音楽活動にはリズム感は必須項目です。

運動能力とバランス感覚

ダンスやスポーツでもリズム感が必要です。特に、ステップや動きのタイミングを正確に取ることが求められるため、リズム感があると体の動きがスムーズになり、バランスを取る能力も向上します。

コミュニケーションと協調性

グループでの活動(音楽やダンスなど)では、他のメンバーとリズムを共有することが必要です。リズム感があると、協調性が育ち、全体のパフォーマンスがより良くなります。

脳の発達と学習能力

リズムを理解し、体で表現する過程は、脳の処理能力を高めるとも言われています。リズム感を鍛えることで、集中力や問題解決能力が向上することが期待されています。

リズム感は、単に音楽やダンスだけでなく、日常生活や様々な活動にも役立つスキルなんですね。

リズム感が悪くなるのはなぜか?

リズム感が悪くなる、またはうまく発達しない理由はさまざまです。リズム感は生まれ持った要素もありますが、多くの場合、環境や経験が大きく影響します。

音楽やリズムに触れる機会が少ない

リズム感は、音楽やリズムを意識的に体験し、繰り返し練習することで鍛えられます。幼少期から音楽やダンスなどに触れる機会が少ないと、リズム感が発達しにくくなることがあります。リズムは、感覚的なものと身体的な動きの両方で養われるため、これらの経験が重要です。

運動や体の使い方の不慣れ

リズム感は、身体の動きと密接に関係しています。運動不足や体を動かす機会が少ないと、リズムに合わせて体を動かす感覚がつかみにくくなり、リズム感が悪く感じることがあります。特に、ダンスやスポーツなど、体全体を使う活動がリズム感を養うのに役立ちます。

集中力や注意力の欠如

リズムを感じ取るには、音の流れやテンポに注意を集中させる必要があります。集中力や注意力が不足していると、リズムに合わせることが難しくなり、ズレやすくなることがあります。特に、複雑なリズムや変化するテンポを追いかけるには、強い集中力が求められます。

環境や文化的要因

リズム感は文化的な影響も受けます。特定のリズムが日常的に取り入れられている文化や環境では、自然にリズム感が育つことが多いですが、音楽やリズムが日常生活で重要視されない環境では、リズム感が育ちにくいこともあります。

リズム感が悪くなる原因は、個人差が大きいですが、練習や意識的な体験を増やすことで改善することも多いです。

試して欲しい改善方法

リズム感の改善に向けた簡単で効果的な方法をいくつかご紹介します。ぜひ、試してみて下さい。

拍子に合わせて手拍子をする

音楽を聴きながら、テンポに合わせて手拍子を打つ練習は非常に有効です。ゆっくりしたテンポから始めて、慣れてきたら少しずつテンポの速い音楽にも挑戦してみましょう。また、メトロノームを使って正確なビートに合わせて、リズムを刻む練習をすると、リズム感を鍛えるのに役立ちます。メトロノームの音に合わせて動いたり、楽器を演奏したりすることで、正確なリズムを体で覚えることができます。

音楽に合わせて体を動かす

リズム感は身体の動きと密接に関連しています。音楽をかけながら、リズムに合わせて自由に踊ることで、体全体でリズムを感じ取る練習をすることができます。

リズムパターンの模倣

他の人が叩くリズムや音楽のリズムを真似する練習も効果的です。例えば、ドラムや机を使ってリズムパターンをコピーし、それを繰り返すことでリズム感を鍛えることができます。子供では「真似っこ遊び」としてリズムを真似すると楽しく学ぶことができます。この時も正しいビート(メトロノームを使い)で行うことがポイントです。

リトミックやダンスのクラスに参加する

リトミックやダンスなど、体を使ってリズムを表現する活動に参加することは、楽しみながらリズム感を鍛える良い方法です。グループで行う場合は、他の人のリズム感にも触れながら協調性を高めることができます。

日常でリズムを意識する

日常生活の中でも、歩くリズムや作業のリズムを意識してみることも有効です。例えば、歩くテンポを音楽に合わせてみたり、簡単な作業をリズミカルに行うことで、自然とリズム感を身につけていくことができます。

いかがでしたか。日々の生活の中で、ビートにのってリズムを感じることがとても重要です。これらの方法を継続的に取り組むことで、リズム感の改善が期待できます。

まとめ

リズム感がない人の特徴と、是非試してほしい改善方法などをご紹介してきました。簡単にまとめてみます。

リズム感がない人の特徴

リズム感がない人の特徴は、音楽やビートに合わせて体を動かすことやテンポを維持することが苦手で、リズムがずれやすい点です。理由としてはリズムを理解していないことから始まり、理解と動作がうまく噛み合わない、練習不足などがあげられます。また生まれつき、遺伝による要素もあるかもしれませんが、それは練習で良くなっていくことは確実です。

リズム感の必要性

リズム感は、音楽やダンスはもちろん、スポーツなどで正確なタイミングを取る能力を高め、協調性や集中力を養うために重要です。音楽だけにとどまらず、コミュニケーション能力を高めたり、運動能力、語学にも影響してきます。

改善方法

まず、正しいビートをしり、リズムを知ることです。初歩的なことは、一定のビート(メトロノームなどを使い正しいビートで)で手を打つ、歩くなどをしましょう。その一定のビートの中にリズムを入れている練習を何度もすることです。大切なのは正しいビートを基準にすることです。まずはそれを徹底的に改善しましょう。

リズム感は音楽活動だけに止まる能力ではなく、人が生活していく中でもとても大切な感覚です。「リズム」に気付き、日常の中にもリズム感をよくする方法を取り入れてみましょう。

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この記事を監修した専門家

平田みどりのアバター 平田みどり 絶対音感が身に付くピアノレッスン講師

ピアノ・リトミック教室HappyMusicのオーナー講師。4歳からピアノを始め、現役奏者の頃は年に100回近くのピアノ演奏、楽器店のミニコンサートへの出演などを行っておりました。
現在は千葉県柏市・我孫子市にあるHappy musicのオーナー講師として、リトミック、ピアノ講師として活動中。
幼稚園教諭免許・保育士免許・日本ジャックダルクローズ協会会員・リトミック認定講師資格・ベビーリズムマッサージ資格・ヤマハ指導グレード資格取得。

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