ピアノ初心者必見!最速で上達する練習法とは?

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「ピアノを始めたばかりだけど、なかなか上手く弾けない…」そんな悩みを抱えていませんか?初心者のうちは指が思うように動かず、難しく感じることも多いですよね。でも、正しい練習方法を知れば、確実に上達できます!今回は、初心者でも無理なく続けられるピアノ練習のコツをわかりやすく紹介します。

平田先生

無理なく楽しく続けられるポイントをお話しします。

タップできる目次

ピアノ初心者が最初に覚えるべき基本

ピアノを始めるにあたり、最初に正しい基礎を身につけることがとても重要です。基本をおろそかにしてしまうと、上達が遅くなったり、弾きづらさを感じたりすることがあります。ここでは、ピアノ初心者の方が最初に意識すべき大切なポイントを四つご紹介いたします。

正しい姿勢と手のフォームを身につける

ピアノを弾く際の姿勢や手のフォームは、演奏のしやすさや指の動かしやすさに大きく影響します。椅子に座る際は、背筋を伸ばし、肩の力を抜いてリラックスした状態を心がけることが大切です。鍵盤に手を置くときは、無理に力を入れず、卵を包み込むような自然な丸みを持たせると、スムーズに指が動かせるようになります。最初のうちに正しいフォームを意識して練習することで、無理のない演奏ができるようになり、長時間弾いても疲れにくくなります。

鍵盤の配置と音の名前を覚える

ピアノを演奏するうえで、鍵盤の配置を理解し、各音の名前を覚えることは必須です。ピアノの鍵盤は白鍵と黒鍵で構成されており、黒鍵は二つと三つのグループに分かれています。これを目印にすることで、ドの位置を簡単に見つけることができます。最初は中央のド(ミドルC)の位置を基準にしながら、他の音の場所も徐々に覚えていくとよいでしょう。鍵盤を見ただけでスムーズに音の名前がわかるようになると、楽譜を読む際にも役立ちます。

指番号と運指の基礎を理解する

ピアノの演奏では、それぞれの指に番号が割り当てられており、この指番号を意識して弾くことがとても重要です。親指を1、人差し指を2、中指を3、薬指を4、小指を5とし、楽譜にもこの指番号が記されていることが多いため、楽譜通りの運指を意識することで無理なく演奏できます。特に、スムーズな演奏をするためには、指を適切に交差させる「指くぐり」や「指越え」といったテクニックを習得することが大切です。最初のうちは指が思うように動かないかもしれませんが、ゆっくりと確実に練習を積み重ねることで、指の動きが自然になっていきます。

簡単なリズム練習を取り入れる

ピアノの演奏では、正確なリズムを身につけることが不可欠です。初心者の方は、まず四分音符や八分音符といった基本的な音符の長さを理解し、手を叩いたり、声に出したりしながらリズム感を養うことをおすすめします。メトロノームを使用しながら一定のテンポで弾く練習をすることで、安定した演奏ができるようになります。最初は簡単なリズムパターンを繰り返し練習し、徐々に複雑なリズムにも挑戦すると、演奏の幅が広がっていきます。

ピアノの基礎をしっかりと身につけることで、より楽しくスムーズに演奏ができるようになります。最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ確実に進めていくことが大切です。焦らず、毎日少しずつ練習を続けていきましょう。

効率的な練習方法(短時間で効果的に) 

ピアノの練習は、長時間行うことが必ずしも上達につながるわけではありません。限られた時間の中で効率よく練習することで、より早く上達することが可能です。ここでは、短時間でも効果的に成果を得られる練習方法を四つご紹介いたします。

練習の目的を明確にする

 練習を始める前に、「今日は何を重点的に練習するのか」をはっきりと決めることが重要です。何となく弾いているだけでは、成長を実感しにくく、上達のスピードも遅くなってしまいます。例えば、「このフレーズの指の動きをスムーズにする」「左手のリズムを安定させる」「ミスタッチを減らす」など、具体的な目標を設定することで、集中力が高まり、より効果的な練習ができます。また、毎回の練習で達成したことを振り返ると、モチベーションの維持にもつながります。

苦手な部分を優先して練習する

弾ける部分ばかりを繰り返してしまうと、気持ちは楽ですが、上達にはつながりにくくなります。限られた時間の中で効率的に練習するためには、苦手な部分を優先的に取り組むことが大切です。特に、つまずきやすい箇所を短く区切って練習し、ゆっくりとしたテンポで確実に弾けるようにすることが効果的です。また、部分練習をするときは、そのフレーズの前後も合わせて弾くようにすると、流れがスムーズになり、曲全体の完成度が上がります。

ハノンやスケール練習を取り入れる

指の動きをスムーズにし、演奏の基礎力を向上させるためには、ハノンやスケールの練習がとても役立ちます。これらの練習は単調に感じるかもしれませんが、短時間でも毎日続けることで、確実に指が動かしやすくなり、さまざまな曲を弾くときに役立ちます。特に、指の独立性を高めたり、弱い指を強化したりする効果があるため、曲を弾く前のウォーミングアップとして取り入れるのがおすすめです。指の力を抜き、均等な音を出すことを意識しながら練習することで、より自然な演奏ができるようになります。

ゆっくり弾いて正確さを重視する

上達を急ぐあまり、最初から速いテンポで弾こうとすると、指がもつれたり、ミスが増えたりしてしまいます。短時間で効率的に練習するためには、まずはゆっくりとしたテンポで弾き、正確に音を出せるようにすることが大切です。特に、新しく練習する曲や難しいフレーズは、ミスを最小限に抑えながら弾くことで、無駄なクセがつかず、結果的に上達が早くなります。メトロノームを使いながら徐々にテンポを上げていくと、リズム感が養われ、より安定した演奏ができるようになります。

短時間でも効果的な練習を積み重ねることで、無理なく上達することができます。練習の質を意識しながら、毎日少しずつ取り組んでいくことが大切です。

ミスを減らすためのコツ

ピアノを演奏する際、ミスが多くなると自信を失ったり、曲の完成度に影響が出たりすることがあります。しかし、適切な方法で練習をすれば、ミスを減らし、安定した演奏ができるようになります。ここでは、演奏中のミスを少なくするためのコツを四つご紹介いたします。

速さよりも正確さを優先する

演奏中のミスの多くは、指の動きが追いつかないことや、無理に速いテンポで弾こうとすることが原因で起こります。特に、新しい曲を練習する際や、難しいフレーズに挑戦するときには、速さよりも正確さを優先することが大切です。最初はゆっくりとしたテンポで弾き、すべての音をしっかり確認しながら練習することで、指の動きが安定し、ミスが減っていきます。テンポを上げるのは、正確に弾けるようになってからにすると、無駄なミスを防ぐことができます。

片手ずつの練習を取り入れる

ピアノを弾く際にミスが増える原因の一つとして、両手の動きを同時にコントロールすることが難しい点が挙げられます。特に、リズムが複雑な曲や、左右の動きが異なるフレーズでは、両手を合わせる前に片手ずつ練習することが効果的です。まずは右手だけ、次に左手だけを確実に弾けるようにしてから、ゆっくりと両手を合わせると、演奏がスムーズになります。片手ずつの練習を取り入れることで、それぞれの手の動きをしっかりと把握でき、結果的にミスが減るようになります。

指使いを固定し、無駄な動きをなくす

指使いが安定していないと、毎回違う運指で弾いてしまい、演奏するたびにミスが出やすくなります。楽譜に記載されている指番号を意識し、自分に合った運指を決めたら、それを毎回統一することが大切です。また、無駄な動きをなくすこともミスを減らすためには重要です。例えば、必要以上に手を大きく動かしたり、指を上げすぎたりすると、次の鍵盤を押さえるときにズレやすくなります。手や指の動きをできるだけコンパクトにし、スムーズに鍵盤を押さえられるように意識することで、演奏の安定感が増し、ミスを減らすことができます。

難しい部分は細かく区切って練習する

曲の中で特にミスが出やすい部分を、最初から最後まで通して弾こうとすると、同じ箇所で何度もつまずき、なかなか改善されません。ミスを減らすためには、難しい部分を細かく区切り、その部分だけを集中して練習することが効果的です。数小節ごとに区切り、それぞれを確実に弾けるようになってから、前後のフレーズとつなげていくと、スムーズに演奏できるようになります。また、部分練習をするときには、リズムや指使いを意識しながら、ゆっくりと繰り返し練習することが大切です。

ミスを減らすためには、焦らず丁寧に練習を重ねることが何よりも重要です。最初は時間がかかるように感じるかもしれませんが、正しい練習方法を続けることで、徐々に安定した演奏ができるようになります。

楽しく続けるためのモチベーション管理

ピアノの練習を続けるためには、モチベーションを維持することがとても大切です。最初は意欲的に取り組んでいても、思うように上達しなかったり、練習が単調に感じたりすると、やる気が下がってしまうことがあります。しかし、工夫次第で楽しく練習を続けることができるようになります。ここでは、ピアノを長く楽しみながら続けるためのモチベーション管理の方法を四つご紹介いたします。

目標を設定し、小さな達成感を積み重ねる

モチベーションを維持するためには、目標を持つことが重要です。しかし、大きな目標だけを設定すると、達成するまでに時間がかかり、途中で挫折してしまうこともあります。そのため、短期間で達成できる小さな目標をいくつか設定し、一つひとつクリアしていくことが大切です。例えば、「このフレーズをスムーズに弾けるようにする」「1週間でこの曲の右手だけをマスターする」といった目標を立てることで、少しずつ達成感を味わうことができます。小さな成功を積み重ねることで、自信がつき、自然とやる気も高まります。

好きな曲を練習に取り入れる

練習曲ばかりを弾いていると、次第に飽きてしまい、モチベーションが下がる原因になることがあります。そのため、自分が弾いてみたいと思う曲や、好きな曲を練習に取り入れることが効果的です。クラシックにこだわらず、ポップスやアニメの曲など、自分が楽しめるジャンルを選ぶことで、練習が待ち遠しくなります。最初は難しいと感じる曲でも、簡単なアレンジを見つけたり、一部分だけ弾けるようにしたりすると、楽しみながら上達できます。好きな曲を弾くことは、ピアノを長く続けるための大きな原動力になります。

練習のルーティンを作り、無理なく続ける

ピアノの練習を習慣化することで、モチベーションの波に左右されずに続けることができます。練習時間が不規則だったり、気が向いたときだけ練習していると、だんだんとピアノから遠ざかってしまうことがあります。そのため、「毎日決まった時間に10分だけ弾く」「食後に必ずピアノの前に座る」といったルーティンを作ることが効果的です。また、長時間の練習をしようとすると負担を感じやすくなるため、短い時間でもいいので、無理のないペースで続けることが大切です。毎日少しずつでも弾く習慣がつけば、自然とピアノが生活の一部になり、気づいたときには上達していることを実感できるでしょう。

自分の成長を記録し、振り返る

上達を実感することができれば、モチベーションは大きく向上します。そのため、自分の成長を記録する習慣をつけることが大切です。例えば、練習の様子を動画に撮っておくと、過去の自分と比較しながら上達を実感することができます。最初は難しく感じた曲が、数週間後にはスムーズに弾けるようになっていることに気づくと、さらに頑張ろうという気持ちになります。また、練習日記をつけるのも効果的です。どんな練習をしたのか、何ができるようになったのかを記録しておくことで、達成感を得られ、次の目標も立てやすくなります。成長を可視化することで、自分の努力が無駄ではなかったことを実感でき、ピアノを続ける意欲が湧いてきます。

ピアノの練習は、楽しみながら続けることが何よりも大切です。焦らず、自分に合ったペースで少しずつ上達を実感しながら、長くピアノと付き合っていきましょう。

まとめ

ピアノの練習を続けていると、思うように弾けなかったり、モチベーションが下がったりすることもあるかもしれません。しかし、効率的な練習方法を取り入れたり、ミスを減らす工夫をしたりすることで、上達のスピードを上げることができます。また、練習の仕方を工夫することで、楽しみながらピアノを続けることができるようになります。ここでは、これまでのポイントを3つにまとめます。

効率的な練習を心がける

長時間の練習よりも、短時間でも集中して効率よく練習することが上達への近道です。目的を明確にし、苦手な部分を重点的に練習することで、無駄なくスキルを向上させることができます。また、片手ずつの練習やゆっくりとしたテンポでの練習を取り入れることで、ミスを減らし、より安定した演奏ができるようになります。

ミスを減らす工夫をする

演奏中のミスを減らすためには、速さよりも正確さを意識することが大切です。指使いを統一し、無駄な動きをなくすことで、自然と安定した演奏ができるようになります。また、難しい部分を細かく区切って練習することで、苦手意識を克服しやすくなります。焦らず丁寧に練習を続けることが、確実な上達につながります。

モチベーションを維持しながら楽しく続ける

ピアノの練習を楽しく続けるためには、目標を設定し、小さな達成感を積み重ねることが大切です。好きな曲を取り入れたり、練習を習慣化したりすることで、無理なく継続することができます。また、自分の成長を記録し、過去の演奏と比較することで、上達を実感しやすくなり、やる気を保つことができます。

ピアノの上達には時間がかかりますが、正しい練習方法を続けることで、着実に成長することができます。大切なのは、焦らず、自分のペースで楽しみながら取り組むことです。少しずつできることを増やし、音楽の楽しさを感じながら、ピアノと長く付き合っていきましょう。

私は千葉県柏市でピアノ・リトミック教室をやっています。

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皆さん、いつもブログをご覧いただきありがとうございます。ここでは、私たちが心を込めてお届けする。HappyMusic ピアノ・リトミック教室の魅力をご紹介します。私自身がこの教室の代表として、音楽の楽しさや上達の喜びを実感しているからこそ、皆さんにもその素晴らしさを知ってほしいと思っています。

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この記事を監修した専門家

平田みどりのアバター 平田みどり 絶対音感が身に付くピアノレッスン講師

ピアノ・リトミック教室HappyMusicのオーナー講師。4歳からピアノを始め、現役奏者の頃は年に100回近くのピアノ演奏、楽器店のミニコンサートへの出演などを行っておりました。
現在は千葉県柏市・我孫子市にあるHappy musicのオーナー講師として、リトミック、ピアノ講師として活動中。
幼稚園教諭免許・保育士免許・日本ジャックダルクローズ協会会員・リトミック認定講師資格・ベビーリズムマッサージ資格・ヤマハ指導グレード資格取得。

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