60歳から始める、「毎日が楽しくなる」とっておきの趣味とは

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60代になって時間にも余裕ができ、趣味を持ちたいと考えている方もいるのではないでしょうか。今まで、仕事や家事、子育てなどで忙しかった方のなかには、どんな趣味を選べばいいのか、60代を楽しく生き生き過ごしていけるか不安に思っている方もいるでしょう。今回は60代から始められて、毎日が楽しくなる、とっておきの趣味を紹介します。また趣味を持つメリットや選び方のポイントを紹介します。

平田先生

若返りも期待できるとっておきの趣味をご紹介します!

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60代が楽しい毎日を送るためのとっておきの趣味

60代の方が楽しい毎日を送るためのとっておきの趣味として、音楽活動があげられます。中でも指先を動かすピアノは健康的で充実した日々を送るのに最適な趣味と言えます。その理由をお話ししますね。

音楽活動

60代にとっておきの趣味は「音楽」です。60代での音楽活動は、とても良い選択です。音楽は年齢に関係なく楽しめるものであり、特に60代においては精神的、身体的な健康を維持するためにも非常に効果的です。音楽を通じて、自分の感情や考えを表現することができ、これが大きな充実感につながります。特に60代になると、長年培った経験や感情を音楽を通じて表現することで、深い満足感を得ることができます。音楽活動の具体例としてはピアノ、ギター、ウクレレ、バイオリンなどの楽器演奏や、合唱やコーラスなども良いでしょう。

脳の活性化

音楽活動の中でも、ピアノを弾くことは、脳のさまざまな部分を同時に刺激します。音楽のリズムやメロディを理解しながら、指を使って演奏することで、脳が活発に働き、記憶力や集中力の向上につながります。年齢を重ねると、脳のトレーニングが特に重要になりますが、ピアノはそのための効果的な手段です。

ストレス解消

ピアノの演奏は、心を落ち着ける効果があります。好きな曲を弾くことでリラックスでき、日々のストレスが軽減されます。音楽に没頭することで、心の安定を得られ、精神的な健康にも良い影響があります。

社交のきっかけ

ピアノ教室に通ったり、音楽仲間と交流したりすることで、新しい人との出会いや社交の場が広がります。音楽を通じた共通の話題が生まれ、趣味を共有する仲間との交流が生活を豊かにします。

年齢を問わない楽しみ

ピアノは、年齢を問わず楽しめる楽器です。60代からでも遅くはなく、自分のペースで学べるのが魅力です。また、クラシックやジャズ、ポップスなど、好きなジャンルを選べるため、音楽の幅も広がります。

ピアノを始めることで、脳の健康維持や心の充実、そして日常生活の楽しみが一層増すことでしょう。

60代とはどんな環境

「60代」とは、一般的に60歳から69歳までの年齢層を指します。この年代は、仕事や家族の役割、人生のステージにおいて大きな変化が訪れる時期とされています。

リタイアやセミリタイアの時期

多くの人にとって、60代は定年退職やセミリタイアを迎える時期です。仕事をリタイアすることで、自由な時間が増え、新しい趣味や活動に時間を使えるようになります。しかし、仕事を辞めることで社会とのつながりが減少し、孤立感を感じることもあります。

健康管理の重要性

体力や健康が少しずつ衰え始める年代でもあります。そのため、健康維持や病気予防に気を使う人が増え、運動や食生活に気を配るようになります。健康診断や定期的な医療ケアもこの時期からより重要になります。

新たなライフスタイルの模索

定年後でも社会に貢献したいという気持ちを持つ人が多く、ボランティア活動や地域のコミュニティへの参加、あるいは趣味を通じた交流などを通じて、社会とのつながりを保とうとします。自己成長や新しい目標を持つことで、人生の充実感を追求する人が増えます。

新たなライフスタイルの模索

60代は、これまでの生活の延長ではなく、新しいライフスタイルを探求する時期でもあります。これには趣味や旅行、ボランティア活動、学び直しなどが含まれます。自分の好きなことややりたかったことに再び挑戦する良い機会でもあります。

60代は、これまでの経験を活かしながら新しい挑戦を楽しむ「第2の人生」の始まりとも言えます。健康を大切にしつつ、豊かな生活を送り、自分らしい時間を過ごすことが大切です。自分のペースで、無理なく楽しい毎日を追求することが、この年代をより豊かに過ごすための鍵となるでしょ

60代、ピアノ教室の選び方のポイント

60代がピアノ教室を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。知っておくと、教室探しに役に立ちます。

レッスンの内容

まず1番に、シニア向けのコースがあるかどうか確認しましょう。その際にレベルに合ったレッスンを開講しているか、好きな曲を自由に選ぶことができるかどうかなども合わせて確認しましょう。教室によっては発表会などのイベントがある場合があります。発表会やイベントには積極的に参加すると良いでしょう。

先生

指導する講師の情報も大切です。シニアの指導経験があるかどうか、親切で丁寧な指導をしてくれるかどうかなど納得のいく講師がいる教室を探しましょう。

教室の雰囲気

教室の雰囲気も大切です。明るくアットホームな雰囲気かどうか、清潔感のある環境かどうかなどは長く通う上で重要です。自宅から通いやすい場所にあるかどうかなども、負担を考える上で大切です。

費用

ピアノ教室は入会金や施設維持費が月謝の他にかかる場合があります。すべての費用を確認し納得の上で選びましょう。その他、教材費(楽譜)発表会費などもかかる場合がありますので、教室に問い合わせてみるのも良いでしょう。

体験レッスン

多くの教室では、無料または格安で体験レッスンを受けることができます。上記のことは、実際にレッスンを受けてみて、雰囲気や先生との相性などを確かめることが大切です。

シニア向けのピアノ教室を探す上でのポイントをお話ししました。自分に合った教室を見つけるためにも、率先して体験レッスンに参加し、わからないことは質問しましょう。

60代ピアノライフをもっと楽しむため

60代ピアノライフをもっと楽しむために、以下のことを試してみてはいかがでしょうか。

好きな曲を弾く

好きな曲を弾くことは、モチベーションを維持し、練習を楽しくするのに役立ちます。ピアノには基礎練習が必要ですが、趣味のピアノは「楽しく」が1番です。また、今は簡単にアレンジした楽譜も出版されています。うまく活用して、知っている好きな曲に取り組むことは楽しむために大切なことです。

目標を設定する

「○○曲の○○部分をマスターする」など、具体的な目標を設定することで、練習の指針になります。また発表会やコンクールに出るなど人前で演奏することで、達成感を得たり、新しい目標を見つけたりすることができます。

仲間と交流する

同じ趣味を持つ仲間と交流することで、情報交換や刺激を受けることができます。仲間ができることでコミュニティもでき、ピアノ以外の交流にもつながるかもしれません。シニア世代の社会的つながりは大切です。

新しいことに挑戦する

ジャズやクラシックなど、今まで弾いたことのないジャンルの曲を弾いてみたり、作曲に挑戦してみるのも良いでしょう。コンサートに行ったり、音楽鑑賞をしたりピアノ以外の音楽を楽しむことで、音楽への理解を深め、ピアノ演奏にも活かすことができます。

ピアノは、年齢に関係なく楽しめるものです。上記のようなことを参考に、ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけてください。

まとめ

60代にとっておきの趣味のお話をしてきました。簡単にまとめてみます。

60代にとっておきの趣味とは

毎日が楽しくなる、とっておきの趣味は「音楽」です。中でも楽器演奏(ピアノ)は脳の活性化につながり若返りが期待できます。新たなことを始める刺激と、社会とのつながりで毎日にハリが出て、生き生きと生活できるきっかけを与えてくれます。

60代のピアノ教室の選び方

「シニア」というワードでピアノ教室を検索してみましょう。シニアレッスンを専門にしている音楽教室には、指導も慣れていたたり、同じような仲間もたくさん在籍している可能性が高いです。同じ思いの仲間がいることは励みになります。また、どこも音楽教室も体験レッスンを行なっていることがほとんどですので、是非気になる教室があったら、気軽に体験レッスンに申し込みましょう。

ピアノライフをもっと楽しくするために

趣味で始めるピアノは「楽しい」を最優先しなければなりません。自分のペースで、自分の弾きたい曲を楽しむことが大切です。またピアノだけではなく、仲間とのつながりを楽しんだりすることも生活にハリが出る1つに要素です。

いつまでも生き生きと毎日を楽しむ人生は素晴らしいものです。生活の中に音楽を取り入れてみるのも良いですね!

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この記事を監修した専門家

平田みどりのアバター 平田みどり 絶対音感が身に付くピアノレッスン講師

ピアノ・リトミック教室HappyMusicのオーナー講師。4歳からピアノを始め、現役奏者の頃は年に100回近くのピアノ演奏、楽器店のミニコンサートへの出演などを行っておりました。
現在は千葉県柏市・我孫子市にあるHappy musicのオーナー講師として、リトミック、ピアノ講師として活動中。
幼稚園教諭免許・保育士免許・日本ジャックダルクローズ協会会員・リトミック認定講師資格・ベビーリズムマッサージ資格・ヤマハ指導グレード資格取得。

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