ピアノの先生必見!ピアノ教室の生徒募集の仕方。これを読めば、どうやって生徒を集めるかがわかります。
ピアノの先生になり、いざ生徒を集めたいけれど生徒募集の仕方がわからない先生はいませんか。個人のピアノ教室の生徒募集ってどうやってやっているのか、またポイントを詳しく解説しますね。ぜひ参考にしてみて下さい!
集客、どうすれば良いか悩んでいるピアノの先生の役に立ちたいです!
ピアノ教室、生徒募集の方法とは
ピアノ教室を開業したからといって、ただ待っているだけで自然と生徒さんが集まってくる…なんて夢のような話があったら良いのですが、そうもいかないのが現実です。生徒募集の方法の代表的なものを紹介します。
ホームページを開設する
今や、ピアノ教室のインターネットで検索をします。ホームページを作るメリットは
24時間365日宣伝ができること、お申し込みをweb上で受けられること、看板に載せきれないレッスン情報を詳しく記載できることなどがあります。電話でのお申し込みは、電話に出られないと受けることができないというデメリットがありますが、ホームページであればいつでもお申し込みやお問い合わせを受けることも可能になります。ホームページはプロの方に作っていただくのも良いですが、まずは簡単に自分で作ってみることをおすすめします。今は、無料で簡単にホームページが作れるサービスもあるようです。
SNSやブログ、発信をしていく
ウェブサイトやSNS、ブログを活用して教室の魅力を発信し、検索エンジンに広告を出す方法です。特に、地域名や「ピアノ教室」などのキーワードを含めたオンライン広告やSNSでのターゲティング広告は効果的です。
看板、チラシ
ピアノ教室前に看板を設置したり、近隣の地域にチラシをまく事で、一定数の方にピアノ教室の存在を知ってもらうことができます。ピアノに実際通う方の多くは近隣で教室を探しているので、この方法はアナログな方法なようですが、実施するべき方法です。
イベント参加や、主催で多くの方に知ってもらう
地域のコミュニティセンターや図書館、スーパーなどにチラシやポスターを貼らせてもらったり、イベントに参加させてもらう方法があります。近隣の家庭に直接アプローチできます。無料または低料金で体験レッスンを実施し、興味を持つ人に実際のレッスンを体験してもらうことで、教室の雰囲気や指導スタイルを知ってもらう機会を提供します。体験後に本格的な入会に繋げることができます。
とにかく、知ってもらえる方法を見つけることです。特にターゲットに届くように発信することが大切です。
生徒募集するときの注意点
ピアノ教室で生徒を募集する際の注意点を解説します。
ターゲットを明確に
募集対象を明確にし、幼児から大人まで、どの年齢層やレベルに対応するかを明示しましょう。初心者向け、上級者向けなど、目的に応じたコースを設定することで、ニーズに合った生徒を引き寄せやすくなります。ターゲットは具体的であればある方が良いですね。よく、2歳から90歳まで!などという文言がありますが、欲をはらず、年齢層が絞った方が良い効果があると考えています。
相手の悩み、解決策を明確に伝える
相手(生徒)がどんな悩みを考えていて、そんな解決を望んでいるのかを考えることも大切です。生徒募集で見かけるピアノの先生で、自分の経歴や華々しいコンクール入賞の結果を前面に出しておられる方がいますが、相手は「自分の悩み」を解決してくれる方を探しているのです。先生の経歴はほどほどに、「どんなふうに悩みを解決できるか」を相手の立場で考え、発信していきましょう。
料金(月謝)やレッスンスケジュールをわかりやすく
レッスン料やスケジュールについて、わかりやすく明確に提示しましょう。追加費用やキャンセルポリシーなどもあらかじめ伝えておくことで、信頼感を持ってもらえます。
魅力的なカリキュラムとレッスン内容のアピール
教室の特長や他と差別化できるポイントを明確に伝えましょう。例えば、個別指導、グループレッスン、発表会やコンクール参加の機会、柔軟なスケジュールなど、生徒が興味を持つ具体的な内容を紹介することが効果的です。
生徒募集の注意点とは相手の悩み、希望をしっかり理解することが大切ということです。
生徒が集まらない理由
生徒が集まらない理由は、簡単なことです。しかし、わかっているようでわかっていないこともありますので、自分の集客について今一度確認してみると良いかもしれません。
そもそも知られていない
教室の存在が地域やターゲット層に十分に知られていない場合、生徒が集まりにくくなります。オンラインやオフラインでの宣伝不足が原因で、潜在的な生徒に届いていない可能性があります。自分はピアノ教室を開講したのに「なぜ?」と思いますが、人はあなたの存在に気づいていないことはよくある話です。とにかく発信し続けましょう。
ターゲットを間違えている
教室のカリキュラムや指導方法の特徴と、発信しているターゲットの求めているものが違っていたりしていませんか。一生懸命発信しても、そのサービス(レッスン)を欲していなければ、生徒は集まりません。自分の売りはどんなターゲットに響く考え、そのターゲットに届く発信をしましょう。
相手の求めていることと、提供したいものが違う
相手とは、ピアノを習いたい、上達したい、楽しみたいと思っている方でしょう。しかし、発信が自分の経歴だったり、コンクール入賞の結果ばかりの情報だと、かえって敬遠されることもあります。逆に、講師の経歴重視のターゲットには響くかもしれませんが。長年、この業界におりますが市場の求めているピアノ講師は経歴重視ではない気がします。
特徴がない
実は、これよくあることです。「小さなお子さんからシニアまで」の文言。月謝も平均、「音符が読めるようになる」「楽しくピアノが弾ける」などは何の特徴もないということになってしまいます。突飛でもない特徴は入りませんが、何か売りを作ることは重要です。
教室の方向性を含め、しっかりとしたターゲットと教室の特徴を考えてみましょう。
効果的な生徒募集の方法とは
効果的な生徒募集の方法があるなら知りたいですよね。
1番多く生徒さんを集めている媒体とは?
まずはどんな媒体があるか、みていきましょう。アナログ集客では、チラシ、ポスティング、折込チラシ、友達紹介チラシ、名刺、ポスター、新聞などの掲載広告などです
デジタル集客では、ホームページ、ブログ、動画、SNS(Facebook、ツイッター、インスタグラム等)YouTube、ラジオ、テレビなどです。
時代の流れに左右
今や時代の流れは「加速の時代」と言われいるように、インターネットの流れはほんの数カ月で変わってしまうこともあります。この媒体が良いと思っていても、数ヶ月後にはどうなっているかわかりません。時代の流れを見ておく必要があります。数年前まで、チラシで集客できていたピアノ教室が集客できなくなり、ブログを立ち上げていたピアノ教室が集客できるようになりました。次はホームページ?Facebook?YouTube?また少し前までは、パソコンで見る人ばかりだったインターネットが最近はスマフォでばかり見られるようになり、メールを見ていた人がだんだんとLINEを見るようになるなど、時代は急速なスピートで変化して言っています。
これが一番強い!効果のあった生徒募集法
地域によって、ピアノ教室によって効果のあった集客方法は異なるようです。ですが、無駄なものはありません。まずは一通りやって見て効果のあるのがどれか見極めることが大事だと思います
生徒募集を成功させるコツ、生徒を増やすコツ
様々な媒体を紹介しましたが、それぞれやり方も違いますし、コツはあります。ですが、全てに共通することは、「お客さん」と「ピアノ教室」という考え方です。この考え方こそマーケティングです。マーケティングとは「企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。」ということです。このように、未来のお客さんにあなたのピアノ教室の存在をしてもらい、ピアノを習いたくなるように宣伝、告知することが重要です。
ピアノ教室の生徒募集もマーケティングなんです。しっかり戦略を考え、ターゲットの方に知ってもらうことが重要です。また、ターゲットにあったピアノ教室運営の運営、様々な媒体を使い、トライアンドエラーを繰り返しながら進んでいく勇気も必要です。
まとめ
ここまで、ピアノ教室の生徒募集の方法や、発信の仕方などをお話ししてきました。簡単いまとめてみたいと思います。
ピアノ教室の生徒募集の方法とは
生徒募集はとにかく知ってもらうことが重要です。ホームページの開設、SNSの活用、看板、チラシ、イベント参加などがすぐにできる方法です。
生徒募集する時の注意点と、生徒が集まらない理由
生徒募集する場合、ターゲットを明確にしターゲットの悩み、望みを明確にすることです。このことによってターゲットが欲しがるサービス(レッスン)を考えることができます。独りよがりな教室では、生徒は集まりません。自分の魅力を最大限に活用し、ターゲットを魅了する教室コンセプトを考える必要があります。
効果的な生徒募集の方法
ピアノ教室もマーケティングです。お客様に届く方法をなんでもチャレンジするべきです。その効果は、時期、地域などに大きく影響されます。とにかくあらゆる媒体を使い、告知を広げていくことです。この場合、無理はせず無料でハードルの低い媒体から行うことも長く続ける秘訣かもしれません。
いかがでしたか。音大を出たから黙っていても生徒が集まる、演奏が上手なので生徒は集まる、は違います。それと生徒集客は全くの別問題なのです。