絶対音感が仕事になる。絶対音感が役に立つ仕事とは。

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絶対音感という言葉を知っていますか??簡単に言えば、聞いた音を「ドレミ・・・」の音階で比べることなく判別することができる力のことです。この絶対音感が役に立つ職業はあるのでしょうか?せっかくの才能なのですから、絶対音感を活かした仕事をしてみたいですよね。どんな仕事があるのか、どのように役に立つのか、など詳しくお話ししたいと思います。

平田先生

絶対音感を活かしたお仕事を紹介します。面白い職種もありますよ!

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絶対音感が役に立つ仕事

絶対音感が役立つ職業には、音楽業界に関わるものだけでなく、音に関する敏感な感覚を求められる様々な分野があります。次の4つは、絶対音感が特に役立つとされる代表的な仕事です。

音楽家・演奏者

ピアニストやバイオリニスト、歌手などの演奏者にとって、絶対音感は大きなアドバンテージです。例えば、正確なピッチで演奏したり、音楽を耳で聴いてすぐに再現することが求められる場面では特に有利です。また、他の楽器の音を瞬時に把握できるため、アンサンブルやオーケストラでの演奏にも役立ちます。

作曲家・編曲家

作曲家や編曲家にとっても、絶対音感は非常に役立ちます。新しいメロディやハーモニーを考案する際、頭の中で思い描いた音をそのまま楽譜に起こせるのは大きな強みです。また、映画やゲームの音楽を制作する際も、場面にふさわしい音を瞬時に判断するため、絶対音感は重要なスキルとなることがあります。

音響エンジニア・ミキシングエンジニア

音響エンジニアやミキシングエンジニアとして、音の微妙なバランスを整える仕事でも絶対音感が役立ちます。絶対音感を持っていると、音の高さや周波数の違いを瞬時に認識できるため、細やかな音調整が可能です。また、録音やミキシングの際に、複数の音が混ざり合う中でも特定の音を聞き分けやすくなるため、正確な調整が求められる場面で有利です。

語学教師(特に発音指導)

意外かもしれませんが、絶対音感は語学教師、特に発音指導においても有効です。絶対音感を持つ人は、母音や子音の細かな音の違いを聞き分けやすく、正確な発音を指導するのに役立ちます。また、日本語以外のアクセントやイントネーションを正確に捉えることができ、外国語の音声指導をする際にも役立つとされています。

絶対音感は非常に特殊なスキルで、音楽業界を中心に活躍の場が広がりますが、発音指導など音を扱う職業にも意外な形で応用できるのが特徴です。

実は「絶対音感」がいいというわけではなく

絶対音感があると一見音楽や音響の分野で有利に思えますが、必ずしもすべての仕事で有利とは限りません。その理由を4つあげます。

音に対する敏感さがストレスになることがある

絶対音感を持つ人は、わずかな音のズレや音程の違いが気になることが多いです。そのため、たとえばピアノが微妙に調律されていないだけで不快感を覚えたり、仕事中にノイズが気になる環境にストレスを感じたりすることがあります。一般の人が気にしない些細な音も、本人にとっては集中力を削ぐ要因になることがあり、職場環境によってはデメリットとなり得ます。

絶対音感に頼りすぎることで、相対音感の発達が阻害される

音楽業界では、特に合奏やバンドなど複数人での演奏には相対音感が重要です。相対音感は周りの音に合わせて自分の音を調整するスキルで、柔軟な対応力が求められます。絶対音感に頼りすぎると、相対的に音程を捉える感覚が育ちにくく、特にピッチが揺れ動く場面や変化するキーに対応しづらい場合があります。そのため、絶対音感があっても必ずしも音楽活動において有利とは限りません。

音楽の楽しさや感動が減る可能性がある

絶対音感を持つ人は、音を分析的に捉える傾向があります。例えば、好きな音楽を聴いている時に無意識に音程を正確に把握してしまい、純粋に楽しむよりも「分析的」に聴いてしまうことがあると言われています。これにより、他の人が感じるような感動や楽しさが薄れ、「聴くこと」そのものを純粋に楽しめない場合があるのです。

職業に応じたスキルや柔軟性が必ずしも絶対音感に左右されない

絶対音感が直接仕事に役立つ職種は限られており、むしろその仕事に必要な技術や応用力が重要です。たとえば、音響エンジニアであっても、必要なのは音を感覚的に扱うスキルや調整力で、必ずしも絶対音感を求められるわけではありません。特に音楽活動の場では、スピーディな楽譜の読解や新しいメロディを柔軟に構築する力、他者と合わせて演奏する適応力が重要であり、絶対音感の有無は決定的な要素ではありません。

絶対音感は特定の分野で役立つ一方で、音に対する敏感さや柔軟性の不足といったデメリットもあります。したがって、職業選択において絶対音感が必須であると考えるのは必ずしも正しいとは言えないのです。

絶対音感というより相対音感が有利な理由

音楽関係の仕事において、絶対音感よりも相対音感のほうが有利とされる理由についてご紹介します。相対音感は、他の音と比較して音程や音の違いを認識する能力で、音楽の場面では柔軟さが求められるため重宝されることが多いです。

変調や転調への対応が容易

相対音感があると、音楽の調性が変わる(変調・転調する)場面でも柔軟に対応できます。絶対音感は「特定の音高を正確に覚えている」ため、突然の転調で音高がズレると混乱する場合があります。しかし、相対音感があれば、曲の中で変化する音程に合わせて自分の音を調整しやすく、どんな調でもスムーズに対応できます。

他の演奏者と調和しやすい

アンサンブルやオーケストラでは、他の演奏者と音程を合わせることが求められます。相対音感を持つ人は、他の演奏者の音程を聞いて自分の音程を合わせるスキルが高く、より自然に調和した演奏が可能です。絶対音感を持っていると、自分の固定された音高にこだわるあまり、微妙な音程のズレがある場面で他者と合わせづらいことがあります。

楽譜の読解や即興演奏がしやすい

相対音感を持つ人は、音楽の中での音程の上下関係やコード進行を理解しやすく、特に即興演奏やジャズなどの分野で柔軟な対応が求められる際に有利です。楽譜を見ながら音程の変化やコード進行を瞬時に捉えることができるため、流れに沿った演奏がしやすくなります。絶対音感に頼ると、一音ずつ確認する癖がついてしまう場合があり、即興性が求められる演奏には不向きな面もあります。

複数の楽器や異なる調に対応しやすい

相対音感があると、たとえば管楽器や弦楽器など調律が異なる楽器同士での演奏や、異なる楽器のキーにも柔軟に対応できます。たとえば、トランペットの「ド」はピアノの「シ♭」であるなど、異なる調に対応しなければならない場面でも、相対音感があれば調整が容易です。絶対音感に頼りすぎると、こうした異なる調の音を瞬時に理解することが難しい場合があります。

音楽活動においては、絶対音感が必ずしも万能ではなく、むしろ相対音感の方が柔軟な対応力や他者との調和を得やすいという利点があるのです。

絶対音感が役に立った面白い仕事

絶対音感が思わぬ形で役に立った、ちょっと変わった仕事や職業についてご紹介します。意外な職場でも音に敏感な絶対音感が生かされることがあるんです。

家電製品の設計・品質管理

絶対音感を持つ人は、家電製品の「音」に対する感度が高いため、製品の「通知音」や「操作音」などのデザインに携わることがあります。たとえば、エアコンや電子レンジなどのピーピー音やアラーム音が、利用者にとって心地よい音かどうか、あるいは不快でない音程や周波数に設定されているかを確認する仕事です。絶対音感を持つことで、細かい音の違いを判断できるため、消費者に好まれる音を調整する際に重宝されるケースがあります。

空港の管制官

空港の航空管制官は、パイロットと交信を行いながら飛行機の離発着を管理しますが、絶対音感を持つ管制官が、背景ノイズの中からパイロットの声を瞬時に聞き分ける能力を発揮している例があります。絶対音感により、わずかに異なる周波数の音を認識しやすく、何百もの交信の中から自分が必要な音声だけを素早くキャッチできるため、よりスムーズで安全な航空管理が可能です。

ワインテイスター(ソムリエ)

音と香りや味覚は関係がないように思えますが、絶対音感を持つことで、ワインテイスターやソムリエとして「テイスティングの際の音」を繊細に聞き分けることができる場合があります。例えば、ワインを注ぐ時の泡立ち音やグラスを軽く鳴らす音などに敏感で、これがワインの質や熟成度合いに関する重要なヒントになることがあります。また、絶対音感の持ち主は香りや味の「微妙な差」にも敏感で、音の感覚が他の感覚を補助するという面白い例です。

番外編

最近では、自分の特技を活かした仕事を受注、募集できるアプリなどがあります。その仕事依頼の中で、「多数のオナラの音を判別して欲しい」という依頼がありました。一体何のためにオナラの音名を知りたいのかわからないのですが、依頼の報酬はなかなかの金額でした。面白い仕事ですね。

絶対音感は音楽や音響の分野以外でも役立つことがあり、様々な仕事でユニークに活かされているのが魅力ですね。

まとめ

絶対音感があると活かせる仕事は存在します。しかしそれは相対音感の方が有利かもしれません。絶対的な聴き方をする絶対音感の持ち主は「音楽」時にストレスになってしまうかもしれません。

絶対音感が役に立つ仕事とは

絶対音感が役に立つ仕事には、音楽家や演奏家、作曲家・編曲家、音響エンジニア、言語や発音指導に携わる教師などが挙げられます。これらの仕事では、正確な音程の把握や細かな音の違いを聞き分ける能力が求められるため、絶対音感があると音楽や音声の調整がスムーズになり、音質の向上や指導の精度が増すなどのメリットがあります。

仕事なら絶対音感というより相対音感が有利

仕事においては、絶対音感よりも相対音感の方が有利なことが多いです。相対音感は他の音と比較して音程やハーモニーを調整する能力であり、音楽や演奏の現場では他者と音を合わせたり、転調や即興演奏に柔軟に対応したりする力が必要とされます。そのため、相対音感があることで、変化する音楽の流れに合わせやすく、他の演奏者と調和した演奏がしやすくなります。

絶対音感が役に立った面白い仕事

絶対音感が思わぬ形で役立った面白い仕事として、家電メーカーでの「通知音の開発」があります。絶対音感を持つ人は、電子レンジや洗濯機の「ピーピー音」などが心地よく聞こえるように、わずかな音程の違いまで調整することができます。また、空港の航空管制官が、ノイズの多い環境でも特定の周波数や声を正確に聞き分けられるのも絶対音感のおかげです。さらに、ワインソムリエ、オナラの音判定のイランなんていうおもしろ仕事もありました。

絶対音感があるなら仕事の幅は広がります。しかしその特性ならではの理由でストレスになってしまったりしては本末転倒です。絶対音感が「ふっと役に立つ場面がある」程度に考えておくと良いでしょう。

私は千葉県柏市でピアノ・リトミック教室をやっています。

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この記事を監修した専門家

平田みどりのアバター 平田みどり 絶対音感が身に付くピアノレッスン講師

ピアノ・リトミック教室HappyMusicのオーナー講師。4歳からピアノを始め、現役奏者の頃は年に100回近くのピアノ演奏、楽器店のミニコンサートへの出演などを行っておりました。
現在は千葉県柏市・我孫子市にあるHappy musicのオーナー講師として、リトミック、ピアノ講師として活動中。
幼稚園教諭免許・保育士免許・日本ジャックダルクローズ協会会員・リトミック認定講師資格・ベビーリズムマッサージ資格・ヤマハ指導グレード資格取得。

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