これはわかりやすい!ピアノの鍵盤の位置の覚え方。現役ピアノ講師が教えます。

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ピアノの鍵盤の位置がなかなか覚えられない事はありませんか。楽しく効果的に覚えられる方法があれば知りたいですよね。今回はその方法とコツをご紹介します。

平田先生

わかりやすいコツをお伝えします!

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ピアノの鍵盤の位置を覚える方法

    ピアノの鍵盤の位置を覚える方法についていくつかのコツを紹介します。

    鍵盤の構造を理解する

    ・ピアノの鍵盤は、白鍵と黒鍵から構成されています。黒鍵は2つのグループと3つのグループに分かれています。

    ・黒鍵の2つのグループの左側の白鍵がド、3つのグループの左端の白鍵が、ファです。

    ドの位置を特定する

    ピアノの鍵盤全体で、黒鍵の2つのグループの左側にある白鍵がすべてドです。これを目印にして他の音の位置も覚えましょう。

    オクターブを覚える

    ・オクターブとは、同じ音名の音が8つ並んでいる部分です。例えば、ドから始まり、次のドまでの範囲を指します。

    ・鍵盤上でオクターブの位置を繰り返し確認することで、どこにどの音があるかがわかりやすくなります。

    視覚的に覚える

    ・鍵盤の図を用意し、各音の名前を書き込んで覚えると良いでしょう。特に始めのうちは、図を見ながら練習するのが効果的です。

    手と指の感覚を使う

    ・鍵盤の位置を覚えるには、実際に弾いてみることが一番です。手と指の位置を覚えることで、自然に鍵盤の位置も覚えられます。

    ・例えば、毎回ドの位置に指を置く練習をすると、次第に感覚でドがどこにあるか分か

    るようになります。

    これらの方法を試してみて、自分に合った覚え方を見つけてください。毎日の練習を続けることで、鍵盤の位置が自然と身につくようになります。

    子供はピアノの鍵盤の位置の認識が難しい?

    子供にとってピアノの鍵盤の位置を認識することは難しい場合がありますが、適切な方法とサポートを提供すれば、十分に習得可能です。以下に子供が鍵盤の位置を認識しやすくするためのポイントをいくつか紹介します。

    視覚的な助けを使う

    ・シールや色分け:鍵盤に色付きのシールを貼ることで、子供が各音の位置を覚えやすくなります。たとえば、「ド」の鍵盤に赤いシール、「レ」に青いシールを貼るなどです。

    ・鍵盤カバー:鍵盤の上に音名が書かれたカバーを使うことで、どの鍵がどの音なのかを視覚的に理解できます。

    簡単なパターンを教える

    ・2つの黒鍵と3つの黒鍵:ピアノの黒鍵のグループを使って、「2つの黒鍵の左がド」「3つの黒鍵の左がファ」などのパターンを教えると、覚えやすくなります。

    ・オクターブの概念:オクターブ(同じ音名が8つ並ぶ範囲)を教えることで、どの音がどこにあるかが分かりやすくなります。

    ゲーム感覚で学ぶ

    ・音当てクイズ:親や先生が弾いた音を当てるゲームをすることで、自然と音と鍵盤の位置を覚えます。

    ・リズム遊び:簡単なリズムに合わせて鍵盤を弾く遊びを通して、楽しく覚えることができます。

    褒めて励ます

    ・ポジティブなフィードバック:できたことに対してしっかりと褒めてあげることで、子供のモチベーションを維持しやすくなります。

    これらの方法を試して、子供が楽しみながらピアノの鍵盤の位置を覚える手助けをしてください。継続的なサポートと忍耐が重要です。

    なかなか子供が鍵盤の位置を覚えられない原因は?

    子供がピアノの鍵盤の位置をなかなか覚えられない原因はいくつか考えられます。以下にその主な原因と解決策をあげてみます。

    記憶の発達段階

    ・原因:幼い子供は記憶力や認識力が発達途上にあるため、複雑なパターンや位置関係を覚えるのが難しいことがあります。

    ・解決策:簡単なパターンから始めて、徐々に複雑なものに進むようにします。例えば、まず「ド」の位置だけを覚えるようにして、その後他の音に進むと良いでしょう。

    練習方法が合っていない

    ・原因:子供にとって理解しづらい教え方や退屈な練習方法だと、興味を持ちにくくなります。

    ・解決策:ゲーム感覚で学べる方法や視覚的な助けを使った練習法を取り入れます。シールや色分け、音当てクイズなどを活用すると良いです。

    モチベーションの低下

    ・原因:興味を持てなかったり、うまくできないことが続くと、子供のモチベーションが低下します。

    ・解決策:達成感を味わえる小さな目標を設定し、できたことをしっかり褒めてあげます。また、子供が好きな曲を練習に取り入れると興味を引きやすくなります。

    十分な反復練習が不足している

    ・原因:鍵盤の位置を覚えるには繰り返し練習が必要ですが、十分な反復が行われていない場合があります。

    ・解決策:毎日少しずつでも繰り返し練習する時間を設けます。短時間でも頻繁に練習することが効果的です。

    練習環境が整っていない

    ・原因:集中しづらい環境で練習すると、鍵盤の位置を覚えるのが難しくなります。

    ・解決策:静かで落ち着いた環境を作り、集中できるようにします。また、適切な高さの椅子やピアノを使うことも重要です。

    これらの原因を理解し、それぞれに適したアプローチを試すことで、子供が鍵盤の位置を覚える手助けになるでしょう。

    子供へのピアノ指導のポイント

    子供にピアノを教える際のコツをいくつか紹介します。これらの方法を用いることで、子供が楽しく、効果的にピアノを学ぶ手助けができます。

    楽しい雰囲気を作る

    ・ゲーム感覚で学ぶ:音当てクイズやリズムゲームなど、遊びながら学べる方法を取り入れます。

    ・ポジティブなフィードバック:子供がうまくできたときは必ず褒めて、自信をつけさせます。

    短時間の練習

    ・ゲーム感覚で学ぶ:音当てクイズやリズムゲームなど、遊びながら学べる方法を取り入れます。

    ・ポジティブなフィードバック:子供がうまくできたときは必ず褒めて、自信をつけさせます。

    視覚的なツールを活用する

    ・色付きシール:鍵盤に色付きのシールを貼ることで、どの音がどこにあるかを覚えやすくします。

    ・音名カバー:音名が書かれた鍵盤カバーを使うことで、視覚的に音名を確認できます。

    子供のペースに合わせる

    ・個別の進度:子供それぞれの理解度やペースに合わせて指導します。無理に進めずできることを少しずつ増やしていきます。

    ・忍耐強く:子供が理解するまで忍耐強く指導し、焦らず進めます。

    繰り返しの練習

    ・反復練習:同じ曲やスケールを繰り返し練習することで、自然と鍵盤の位置や指の動きを覚えます。

    ・短い曲:短くて簡単な曲から始めて、達成感を味わわせます。

    これらのコツを取り入れて、子供が楽しみながらピアノを学べる環境を作りましょう。継続的なサポートとポジティブな態度が、子供のピアノ学習を成功させる鍵となります。

    ピアノの鍵盤の位置の覚え方のまとめ

    ピアノの鍵盤の位置を覚える方法と、子供への指導のポイントをお話ししてきました。簡単にまとめてみます。

    鍵盤の位置の覚え方の方法

    1黒鍵を基準にする

    2オクターブの理解

    3視覚的なツールの活用

    4手と指の感覚を使う

    5反復練習

    子供がなかなか覚えられない原因

    子供がなかなか鍵盤の位置を把握できない原因は、記憶力の発達や練習方法、モチベーションの問題があります。原因を理解し、適切な指導をすることが大切です。

    子供への指導のポイント

    子供が楽しみながらピアノを学べる環境を作りましょう。また、鍵盤の位置を覚えるためには継続して指導を行う必要があります。根気強くモチベーションを維持して続けることが大切です。

    鍵盤の位置を覚える方法をお伝えしました。何度も根気よく続けることで必ず鍵盤の位置が把握できるようになります。ぜひ試してみて下さいね。

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    この記事を監修した専門家

    平田みどりのアバター 平田みどり 絶対音感が身に付くピアノレッスン講師

    ピアノ・リトミック教室HappyMusicのオーナー講師。4歳からピアノを始め、現役奏者の頃は年に100回近くのピアノ演奏、楽器店のミニコンサートへの出演などを行っておりました。
    現在は千葉県柏市・我孫子市にあるHappy musicのオーナー講師として、リトミック、ピアノ講師として活動中。
    幼稚園教諭免許・保育士免許・日本ジャックダルクローズ協会会員・リトミック認定講師資格・ベビーリズムマッサージ資格・ヤマハ指導グレード資格取得。

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