定年後、趣味がない方におすすめ。音楽で若返り効果!新しい趣味が見つかる
定年後に時間があっても、趣味がないと悩んでいる方も多いでしょう。何か新しいことを始めるようと思っても、踏みとどまってしまう方も多いかもしれません。また、何を始めたら良いかわからない方も多いでしょう。しかし、何か没頭できる趣味があると、やりがいを感じることができたり、楽しい時間を共有する仲間ができたりと、充実した人生が送れるきっかけになります。今回は音楽の趣味を取り上げて、その種類や、若返りの効果もあるお話をしたいといもいます。
音楽で若返りなんて楽しそう!
定年後、人気の音楽の趣味はなに
定年後に人気のある音楽の趣味としては、以下の4つがあげられます。
楽器演奏
退職後の時間を活用して、新しい楽器を始めたり、昔習っていた楽器を再開する人が多いです。特に、ピアノ、ギター、ウクレレ、サックスなどが人気です。これらは個人で楽しむことも、グループで演奏することもでき、音楽の楽しさを深める趣味として選ばれます。
合唱やコーラス
コミュニティでの合唱団やコーラスグループに参加する人が多いです。地域の合唱団や教会のコーラスなどに参加することで、新しい友人を作りながら歌を楽しむことができます。また、声を出すことで健康にも良い影響があると言われています。
カラオケ
日本では特に定年後の趣味としてカラオケが人気です。友人や家族と一緒にカラオケボックスに行ったり、自宅でカラオケ機器を使って歌うことで、音楽を楽しむだけでなく、心身のリフレッシュやストレス発散にもなります。
シニアリトミック
リトミックという音楽教育法があります。知っているかもいるかもしれませんが、リトミックは子供がするものと思われているかもしれません。リトミックは音楽を身体で感じ表現、体験する活動です。このリトミック、脳の活性に良いと近年話題になっています。シニアリトミックを行なっている音楽教室もあります。リトミックで無理なく音楽に合わせ体を動かし、脳の活性で若返りが期待できます。
音楽の趣味は、生活に彩りと楽しみを与えてくれます。音楽を奏でることは人間しかできないことであり、それは欲求でもあると私は思っています。
音楽で若返り。その効果
音楽をすることが若返りに効果がある理由をお話ししますね。
脳の活性化
音楽を演奏したり、歌ったりすることで脳が活性化され、認知機能が向上します。楽器を演奏する際には、手や指の動きとともに頭で音楽のリズムやメロディーを理解し、感覚を統合します。このような複雑な活動は脳の多くの領域を刺激し、脳の健康を保つのに役立ちます。特に、認知症予防として音楽が注目されています。
ストレス軽減と心のリフレッシュ
音楽はリラックス効果をもたらし、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制する効果があります。ストレスが少なくなることで、精神的な若さやポジティブな気分が維持され、心の健康が保たれます。心がリフレッシュすることで、生活全体に活力が生まれます。
身体の運動と呼吸機能の向上
楽器の演奏や歌唱は、特に呼吸や姿勢に良い影響を与えます。例えば、管楽器を演奏する場合や歌う際には、深い呼吸をする必要があるため、呼吸機能が改善されます。これによって酸素の取り込みが促進され、全身の血行も良くなり、身体が活発に保たれます。
社会的つながりの強化
音楽を通じた活動(合唱、バンド、カラオケなど)で他者と一緒に楽しむことで、社会的なつながりが生まれます。友人や仲間と音楽を共有することで、孤独感を減らし、精神的な充実感が得られます。これが結果として、幸福感や活力を高め、若々しい心を保つことに繋がります。
音楽は心身の健康に多くのポジティブな影響を与えるため、若々しさを保つ重要な役割を果たします。
定年後、趣味を見つけないとどうなる
定年後に趣味を見つけない、見つからないリスクを考えてみました。
孤独感や孤立感が増す
仕事を辞めると、毎日職場で人と交流する機会が減少します。趣味を持たないと、家にいる時間が増え、外部とのつながりが減少することから孤独感を感じやすくなります。これが長期化すると社会的な孤立感が深まり、精神的な健康に悪影響を与えることがあります。
心身の健康に悪影響
定年後に活動的な生活を続けないと、心身の健康に悪影響が出る可能性があります。身体を動かす機会が減り、運動不足や体力の低下が進む一方で、精神的にも無気力やうつ状態になりやすくなります。趣味を通じて心身を刺激しないと、健康維持が難しくなります。
認知機能の低下
趣味を持たないと、脳を活発に使う機会が減少し、認知機能の低下が早まるリスクがあります。特に、趣味が脳の活性化に繋がるような活動(例えば、音楽、読書、パズルなど)であれば、認知症予防に効果的です。趣味がないと、脳の刺激が少なくなり、早期の認知機能の低下が懸念されます。
時間の無駄遣いや生活の退屈さ
定年後の自由な時間を有効に使わないと、1日が無為に過ぎてしまい、生活が退屈に感じられることがあります。これが続くと、「自分には何もやることがない」という感覚に陥り、自己価値感が低下することもあります。趣味は日々の生活に目的や楽しみを与え、生活の質を向上させる役割を果たします。
定年後の豊かな生活を維持するためにも、何かしらの趣味を見つけることは心身の健康や社会的なつながりを保つために重要です。
定年後、趣味を始めるためのポイント
定年後に趣味を始めることはとても大切です。いざ、始めようとする時にポイントを解説します。
過去の興味や経験を振り返る
まず、自分が過去に興味を持っていたことや、若い頃に楽しんでいた趣味を振り返ってみることが大切です。例えば、昔習っていた楽器やスポーツ、手芸など、忙しくて続けられなかった活動を再開することが良いスタートになります。子供の頃に夢中だったこと、憧れていたことを思い出すことで、新しい楽しみが見つかるかもしれません。
新しいことに挑戦する
定年後は自由な時間が増えるため、新しいことに挑戦する絶好の機会です。例えば、自分が今までやったことのない分野に飛び込むのもおすすめです。興味が湧いたものは、まず体験レッスンで試してみると、新しい世界が広がるかもしれません。
友人や家族と相談・参加する
趣味を見つけるために、友人や家族と一緒に何かを始めてみるのも良い方法です。他の人の趣味に触れることで、思いもよらない興味が芽生えることがあります。また、仲間と一緒に活動することで、続けやすく、楽しい時間を共有できます。地域のコミュニティやクラブに参加することで、同じ趣味を持つ新しい友人と出会うこともできます。
健康やライフスタイルに合った趣味を選ぶ
定年後の趣味は、無理なく続けられるものであることが大切です。自分の体力や健康状態を考慮しながら、適度に体を動かせる趣味(シニアリトミック)や、心をリラックスさせる趣味(楽器演奏やカラオケ)を選ぶと良いでしょう。体を動かすことと、心のリフレッシュ、どちらも満遍なく行っても長く楽しめます。
これらのステップを通じて、定年後の生活に新たな楽しみや目的を見つけることができ、心身ともに充実した時間を過ごせるようになります。
まとめ
定年後に趣味を持つことの大切さをお話ししてきました。特に音楽の趣味は脳活性の面から若返りに効果的です。簡単にまとめてみます。
定年後におすすめの音楽の趣味とは
定年後、おすすめの音楽の趣味は、ピアノ、ギター、ウクレレなどの楽器演奏や、合唱、カラオケ、シニアリトミックです。これら全て、脳の活性化が期待でき、若返り効果が実証済みです。
音楽が若返りに効果的
音楽は脳を刺激し、ストレスを軽減し、身体のリズムや呼吸を整えることで、心身の健康を向上させ、結果的に若々しさを保つ効果があります。音楽とは人類だけの特徴であり。喜びと欲求でもあると私は考えています。人間のように意図的に楽器を使って音楽を作り、感情や文化を表現できることは素晴らしい活動です。
趣味を始めるためのポイント
定年後の趣味は競争ではなく、自分自身のペースでリラックスしながら楽しむことが大切です。以前からやりたかったこと、憧れていたことでも良いでしょう。また、全く新しいことでも刺激がある日々を送ることができます。どんなことであれ、結果を求めず、プロセスを楽しむ姿勢で取り組むこと、自分のペースで毎日を楽しむ事が大切です。
これらのポイントを意識して、定年後の新しい趣味ライフを楽しんでください。